ネタバレ⚠️【正直過去作の方がいいかも…】トイ・ストーリー5の大人に刺さる魅力と正直な感想

映画の感想

こんにちは、まめてぃーです🍀

最近の話題中の話題、「トイ・ストーリー5」を公開直後に早速観に行きました。

先週7月3日(金)に日本公開を迎えたばかりですが、なんと初日興行収入4億8440万7120円、動員32万671人を記録!
全米では、初週末3日間の興行収入が日本円で約257億6000万円を突破しています。

これはすごい。

シリーズ史上最高評価を得ている作品なんです。

世間の評判は最高値に達していますが…
正直私は前作『トイ・ストーリー4』の方が好きだったかも?

なぜこんなにも大絶賛されているのか?
過去作と比べたらどうなのか?

  • 『トイ・ストーリー5』が大人に刺さる4つの理由
  • 過去作と比較して感じたこと
  • 『トイ・ストーリ5』の少し残念に思った4つのポイント
  • シリーズの中で一番良いと感じるか
  • 最新作ならではの魅力3選

⚠️ネタバレありで正直レビューしていきます。

一観客の一つの感想として、語り合っている気持ちで読んでいただくと嬉しいです♪

【ネタバレ】『トイ・ストーリー5』が大人に刺さる四つの理由

『トイ・ストーリー5』が大人に刺さる理由①現代の「人間」にフォーカスした話

『トイ・ストーリー5』は、過去作品の中で一番「人間」に焦点を当てている作品でした。

過去作のトイ・ストーリー1から4では、
人間のささいな変化を受けた、
おもちゃの大きな変化や冒険を描いたストーリー展開でした。

しかし、『トイ・ストーリー5』では打って変わって

人間社会の大きな変化の波の中で翻弄される人間とおもちゃの心情を描いたお話になっています。

突然ですがあなたは、『トイ・ストーリー5』の主人公は誰だと思いますか?

ジェシー」と答える人は多いと思います。
確かに、おもちゃの中で一番心情の変化があったのはジェシーですし、
登場回数や写っているシーンも長いキャラクターでした。

しかし私は、ジェシーをはじめとしたおもちゃたちの持ち主「ボニー」が主人公と言ってもいいのではないかと思いました。

なぜなら、ボニーこそが社会の変化を受けて
「悩み考え、振り回され、自分を確立していく」
という最大の成長を遂げた登場人物だと思うからです。

『トイ・ストーリー5』が大人に刺さる理由②二つの視点から見える現代風刺がリアル

主人公を踏まえた上で、
なぜ『トイ・ストーリー5』は現代風刺が素晴らしいのか
理解できる気がします。

最新のデバイスが登場した世界で、
ボニーは一人、昔ながらおもちゃで遊ぶ子供でした。

そんなボニーがリリーパッドを使うようになったのは
友達に頑張ってついていこうとした結果です。

作中でも子供が最新デバイスに夢中になっている描写が多くあり、現代が風刺されています。

しかし、上記のようなボニーの心情が丁寧に描かれることで
楽しくて夢中になっているのか、
はたまた
時代に振り落とされないために頑張ってしがみついているのか、

二つの視点が生まれます。

ゲームに楽しくて夢中になりすぎてはいけない、と
子供を頭ごなしに否定するのではなく、もう一つの視点が子どもが抱える問題を浮き彫りにしていきます。

これこそ、トイ・ストーリー5』が現代をリアルに風刺できていると評価される根元にあると思います。

主人公・ボニーは、慣れない最新デバイスをみんなについていくために仕方がなく使います。
デバイスに魅了されて飲み込まれていく側ではなく、
頑張ってついていく側の目線で語られていくのです。

『トイ・ストーリー5』が大人に刺さる理由③明確なヴィランがいない

1、2、3作目は、シドやアル、ロッツォ・ハグベアなど
明確なヴィランがいました。

対立構造がわかりやすく、キッズ向けの印象も強まりますし、
大人もただ何も考えずに楽しめる作品だったと思います。

今回の第五作では、対立構造で言えばヴィラン側に位置するのはリリーパッド

しかし彼女は「子どもを幸せにする」というジェシーたちおもちゃと同じ考えのもと、同じく時代に翻弄されているのです。

当然彼女の気持ちにも正当性があって、彼女はヴィランではないのです。

最近は、明確な悪役がいなかったり、悪役にも同情できる過去があったりする作品が好まれる傾向にあります。

明確なヴィランがいないこと
これも、ヒットの理由だと思いました。

『トイ・ストーリー5』が大人に刺さる理由④大人もデバイスに夢中な現代

『トイストーリー5』は過去作と比べ、キャラの個性や冒険よりも、心情の変化にフォーカスしています。

これも、過去作よりも『トイ・ストーリー5』が大人に刺さる理由の一つではないでしょうか。

今デバイス(ネットやSNS)に夢中なのは子供だけではありせん。

大人もまた、夢中になり、時間を取られている側であります。

そして、子供を巻き込むほどのデジタル化の波を作っているのは大人なのです。

子供はおもちゃで遊べる感性を持ちながらも、そのような大人の波に飲まれています。

ボニーがリリーパッドを使うようになったのは、友達についていけないボニーを気遣った両親が与えたからでしたね。

デバイスを作るのも、子供に与えるのも、使用を制限するのも、全て大人
その大人の塩梅の差によって子供同士の間にも溝ができるのではないでしょうか。

デジタル化に葛藤しているのは子供だけではありません。
大人もまた、デジタル化に翻弄されているのです。

それどころか大人の方が現代の状況を理解できてしまって、
子どもよりも悩みは深刻かもしれません。

デジタル化していく環境に生きる子どもの葛藤と、最終的にデバイスとの共存していく様を描くトイ・ストーリー5。

普遍的な不易流行を現代のリアルな風刺で描く今作は、
過去作よりも大人に深く刺さる内容でしょう。

『トイ・ストーリー5』を過去作品(1〜4)と比較して感じたこと

前作までの主人公ウッディは、脇役ほどにしか登場しません。

ウッディの成長物語は『トイ・ストーリー4』で終わったのだなと感じさせられました。

『トイストーリー4』は、
ウッディの良さ
魅力的な新キャラクター
たくさんの華麗なアクション
カラフルで華やかな映像美が見どころでした。

ただ、おもちゃ主体の物語すぎて、人間が蔑ろにされている感覚は否めませんでした。

スカンクカーで暴走したり、パパの車を勝手に操ったり…。

人間の心情よりも、おもちゃの奔走を描いたお話、という印象で、起こった出来事に対する突発的な気持ちや対処の面が強かったです。

それはそれで単純にワクワクさせてくれる良い作品でしたが、
人間の心情変化の深みは少なかったように感じます。

特に『トイ・ストーリー3』でアンディの話が終結し、感動させられた後だったためにより際立ち
「トイ・ストーリーは3で終わりでよかった」
と言われるほどになったのかもしれません。

そんな『トイ・ストーリー4』の反省を活かし、
アクションやキャラの個性よりも人間の心情に焦点を当てた物語を描いたのかもしれませんね。

『トイ・ストーリー5』で少し残念だった3つのポイント

『トイ・ストーリー5』少し残念だったポイント①対立の深み

古いものが最新のものに入れ替わっていく、新陳代謝を描いた物語。
どこかで見覚えないですか?
そう、記念すべきトイ・ストーリーの第1作のストーリーです。

アンディのいちばんのお気に入りだったウッディは、最新型のおもちゃバズ・ライトイヤーの登場で生活が一変してしまいます。

ウッディの目的は「アンディの1番になること」
バズの目的は「スペースレンジャーとしての責務を果たすこと」
全く別の方向性で対立します。

最終的にバズは現実を知り、ウッディとバズは「子どもを幸せにする」という方向で考えを統一し、和解するのです。

トイ・ストーリー2〜4でも、方向性の違いで対立する深みのある物語でした。

今回対立するのは、リリーパッドとジェシー。
しかし、第1作と違い、二人の方向性は最初から同じなのです。

第1作よりも方向性の違い・意見の対立という深みはないように感じてしまいました。

『トイ・ストーリー5』少し残念だったポイント②キャラクターの魅力

正直、過去作の方がキャラクターが魅力的に描かれているなと感じました。

お馴染みのキャラクター(ポテトヘッド、レックス、ハム、スリンキーなど)は前作と同じくあまり登場しませんし、新キャラクターも印象に残りづらかったです。

もちろん、
リリーパッドやアトラス、スマーティー・パンツなど
新キャラクターはどれも可愛いのですが、性格が似通っているように感じました。

前作『トイ・ストーリー4』の新キャラクター
(フォーキー、ダッキー&バニー、ギャビー・ギャビー、久々に登場したボー・ピープなど)
が本当に個性あふれる魅力的なキャラばかりだったので、つい比べてしまうのかもしれません。

物語に欠かせないお助けキャラも、
バズや馬の大群で無個性のキャラクターです。

トイ・ストーリーは多くのキャラクターを抱えているため難しさもわかりますが、少し惜しいと思ってしまいました。

『トイ・ストーリー5』少し残念だったポイント③アクションが少ない

過去作と比べてだいぶアクションが少ない!

トイ・ストーリーといえば、日常的に使うアイテムを
おもちゃ目線で試行錯誤して利用した、驚きのアクションが魅力でした。

もちろん今作にもアクションはあるのですが
過去作のアクションが盛り盛りすぎて少なく感じてしまいます。

今作はデバイスがネットワークを使って活躍したり、
子ども達もパネルを見ることが多いので
しょうがない部分ではありますが、ちょっぴり残念です。

『トイ・ストーリー5』は過去作の中で一番か?

これまで挙げた少し残念だったポイントは、
私の中では「トイ・ストーリーらしさ」として大事だと感じた部分です。

そのため、順位をつけなければならないとしたら、
私は第5作よりも第4作の方が好みかな……と思いました。

そして、ぶっちゃけると、第4作よりも第3作の方が好き…笑
大人になったアンディが、絶賛大学生の私と重なってしまうんです😂

もちろんこれは作品の良し悪しではなく、観る年齢や置かれた環境によって変わる、とても個人的な感想です。

みなさんは、どの作品が一番好きですか?

トイ・ストーリー4派と言ったものの、だがしかし!
『トイ・ストーリー5』には最新作ならではの魅力もたくさんあります。

ここからは「5だからこそ楽しめたポイント」を紹介していきます✨

『トイ・ストーリー5』の魅力・見どころ3選

『トイ・ストーリー5』の魅力①スピーディーな場面転換で飽きない

私は普段、2、3時間じっと座って映画を見ていると胸が苦しくなったり、一旦休憩したいという思いにかられ、しんどくなってしまうことがあります。

しかし、『トイ・ストーリー5』では一切苦しさを感じませんでした。

そのくらいスピーディーに展開し
どうなっちゃうんだろう?とワクワクさせてくれます。

ショート動画に慣れた現代人でも見やすい、素早いストーリー展開でした。

ここでツッコミマン登場。

ツッコミマン
ツッコミマン

ジェシー適応能力高すぎるわ〜!

ジェシーはあんなにデバイスを嫌っていたのに、
最後にはデバイスを駆使してみんなを救いに行きます。

私もあんな風にすぐに使いこなせるようになりたいものです🤣

『トイ・ストーリー5』の魅力②トイ・ストーリーならではの小ネタ・演出がたくさん

過去作のオマージュや回想もたくさん入っていて、ファンにはたまりませんね。

好きな小ネタ・演出:第1作の名シーンのオマージュ

やはり一番感動したのは、第1作の
「飛んでいるんじゃない、落ちてるだけだ」
「かっこつけてな」
のくだりが出てきたこと!
(セリフはあやふやなので間違っていたらすみません💦)

同じ画角で同じセリフで、しかし今作は落ちているのではなく本当に飛んでいるのです。

これは熱い!

好きな小ネタ・演出:新キャラ「スマーティー・パンツ」が面白い

そして発想が一番面白いなと思ったのは、
スマーティー・パンツという新キャラクター。

彼に対する言葉選びも秀逸でくすっと笑えるし、子供の成長に必要な物だけれど一瞬で必要とされる時期が過ぎてしまう切ないけれどわかる〜となるキャラクターで、
「トイレ練習用デバイス」という着眼点が素晴らしいと思いました。

巷では「スマーティー・パンツはメロい」と言う人もいるようですが、本当ですか?
みなさんはどう思いますか?笑

好きな小ネタ・演出:ウッディやバズの変化にも注目

バズはプロポーズに真っ直ぐなところが、アナ雪2のクリストフを彷彿とさせました。

そして、ウッディはおじさん化!?🤣

外で遊んでいるうちにハゲてしまうのはわかりますが、お腹が出るって🤣

これはもう、間違いなく中年おじさんを表現していますよね。

遊び心たっぷりで面白いです。

好きな小ネタ・演出「デバイス」という表現が面白い理由

小ネタではないのですが、おもちゃたちが「デバイス」と言うたびに興味深く面白く思ってしまいました。

「デバイス」という言葉の定義が広すぎますが、

一昔前のスマーティー・パンツたち、
バズの大群、
最新のリリーパッド、
さらには床掃除ロボットまで

全部に当てはまっていて、素晴らしいですね。
あまり普段使いしない単語なので面白いです。

好きな小ネタ・演出:おままごとと現実の作画タッチの違い

子供達がごっこ遊びをする時、過去作ではおもちゃたちがリアルに描かれた世界で動いていました。

しかし今作は、まるでクレヨンで描いたかのようなふわふわと夢のようなタッチに変化!

一目で「これはごっこ遊びの中だ」とわかりやすく、子どもの頃見ていた曖昧かつ夢見心地な世界そのもので、大好きです。

綺麗でわかりやすくて、この変更は大成功だと思います。

『トイ・ストーリー5』の魅力③映像美

『トイストーリー5』は映像美、すごいです。

カラフルさは『トイ・ストーリー4』の方が良いな、と思いますが、今回の物語的に
おもちゃたちは廃れている、というように描かれていたり、

暗いところでリリーパッドを見ていたり、

あまりにも背景が日常的だったり……。

『トイ・ストーリー4』の移動遊園地や個性的なおもちゃたちのカラフルさには欠けます。

しかし、背景のみ映し出される場面では
実写版を見ているのかと思うくらいリアルなのです。

特にバズの大群が行く、海辺や森など
自然の表現がとても美しかったです。

【まとめ】『トイ・ストーリー5』の正直な感想

この通り、『トイ・ストーリー5』は過去作の1〜4とは
全く新しい切り口の物語でした。

いい面も刺さらなかった面もあり
シリーズ全5作の中で、一番いい!一番悪い!と一概には言えません。

あなたは何作目が一番心に刺さりますか?

私はトイ・ストーリー3が一番好みかも🫣

この記事を読んで、作品に対する感じ方が深まったり新しい視点に出会えていただけたら嬉しいです。

他にも、ズートピア2の映画レビューもしているので合わせてご覧ください♪

↓これから観る方必見!ネタバレなしレビューはこちら↓

↓ネタバレありの詳しいレビューはこちらから↓


今日も読んでくださりありがとうございました💚

それではまた次の記事で🍀

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